嫌いな先輩と夜勤!ストレスにどう対処する?

嫌な先輩と夜勤!ストレスがハンパない!

夜勤に入っていて一番つらいのは、苦手な同僚や嫌いな先輩と一緒になることではないでしょうか?

『ストレスは人生のスパイスだ』

という名言(迷言)を残した生理学者もいるようですが、実際にストレスに晒される夜勤従事者にとってはスパイスどころか劇薬だったりしますよね。

【キャラ】ギャル女性B困り

どうせ怒られるんだろうな…

何やっても嫌味言われるんだろうな…

相手の一挙手一投足にイライラして、ストレスもピークに達してしまいます。

しかし、夜勤従事者にとって過度なストレスは万病の元

精神衛生上よくないのでストレス対策はしっかりとしておきましょう。

簡単に労働環境は変えられない

苦手な同僚と一緒に夜勤に入るのが嫌だからといって、そう簡単に環境を変えるのは難しいです。

  • 夜勤をやめてもらう
  • 部署を変えてもらう
  • 苦手な同僚・先輩を異動(クビ)にしてもらう
  • 仕事を辞める

こんなことが気軽にできたら、どれだけストレスがたまりにくいでしょうか。

でも、実際には思った通りにいかないのが現実です。

ストレスの感じ方は個人の性格によって違ってくる

ストレスに対して強い人、弱い人の違いは、個人の性格や特性が大きく関わってきます。

例えば『今日からAさんと夜勤に入ってね』と言われた時、Aさんが得意な人は『Aさんはよく教えてくれるから勉強になる』と受け入れられるのに対し、苦手な人は『Aさんはイチイチ細かいからストレスがたまる…』と不安になるはずです。

『Aさんと夜勤に入る』という環境は変わらないものの、抱えるストレスは個人の捉え方によって大きく変わってしまいます。

ストレスって何なの?

先ほども言いましたが、『Aさんと夜勤に入る』ことが決まってしまうと、しがない労働者の力ではストレス要因から逃げることはできません。

その結果、Aさんと夜勤に入る度に『胃がキリキリする』『イライラする』『心拍数が上がる』『血圧があがる』などのストレス反応が表れてしまいます。

しかし、ストレス反応の原因は医学的な観点からみれば、脳にある偏桃体から指令を受けた副腎で分泌されるストレスホルモンの作用に過ぎません。

ストレスホルモンが分泌されてからストレス反応に至るまでは少なからずタイムラグがあるため、その間にストレス反応を和らげるための対策を講じることが可能です。

避けられないストレスの対処法は?

では、避けられないストレス環境に置かれているなかで、実施できるストレス対策はあるのでしょうか?

その方法のひとつが、認知行動療法の分野で注目されているコーピングです。

コーピングは1960年ころからメンタルヘルス用語として使われ始めた言葉で、日本語では対処行動と訳されます。

ある問題に対して、解釈(認知)や接し方(行動)を変えることでストレスを避ける、または軽減することが目的です。

今回の『苦手なAさんと夜勤に入る』ことになった場合は具体的にどのような対応ができるでしょうか?

ストレス要因とプラスに向き合う

周りや他人の環境を変えるには大きなエネルギーが必要です。

なので、まずは自分の心の持ち方(認知)を変えることでストレス要因と上図に向き合うことが結果的に負担が少ない方法です。

  • Aさんに接することで自分もステップアップできるかも
  • 上司に期待されている証拠かも
  • 私にしかできない仕事なのかも

というように『Aさんは嫌だ』と全否定してしまうのではなく自分にとってプラスであると発想を転換してみましょう。

一見大変そうですが『喉元過ぎれば熱さを忘れる』のことわざにもある通り、困難に立ち向かった後は苦痛を感じなくなったりするものです。


ただ、現実はそう簡単にいかないものですよね(汗)

ストレス要因と自分を切り離す

やっぱりAさんは無理、生理的に無理、感性的に無理。

そんな場合も確かにあります。

心底Aさんが嫌いだと、プラスの面を探そうとしても1ミリも見つからないことだって少なくありません。

そんな時は、ストレス要因(Aさん)と自分を切り離して考えるのが抜群のストレス対策になります。

苦手な同僚と同じ土俵に立たない

例えば、Aさんに嫌味を言われている状況を想像してください。

【キャラ】清楚女性C困り

あなた、本当に仕事が遅いわね。

何回も教えてるのに、ちっとも変わらないじゃない。

私が新人の時は、もっと上手くやったわ。

『仕事中』に『Aさん』から『嫌味』を言われている。

現実はこうです。

ストレス要因であるAさんと自分が同じ土俵に立ってしまっているので、ストレスがもろに自分に降りかかっている状況です。

そこで、現実に対する『認知』を変えてみましょう。

これは実は、バラエティ番組のドッキリ撮影で、Aさんが仕掛け人。私は傍観者

Aさんはこんなこと言ってるけど、本当は新人の時問題児だった。

Aさんは彼氏と上手くいっていない。イライラしているから嫌味を言ってくる。

と考えれば、ストレス要因と同じ土俵に立っていないのでストレスがグッと軽減されます

他人に置き換えるのもおススメ

他にも、苦手な先輩や受け手である自分を他人や人間以外に変えることも効果的です。

ホリエモンなら、こんな時どう反論するんだろう?

なんか、犬が人間の言葉を喋ってる…面白いな

ハリー・ポッターならA先輩をカエルにしてしまうんだろうか…

どんなことでも良いので、ストレスを直接受けてしまわないことがポイントです。

ストレス解消『ルーティン』によるコーピング

以前、ラグビーの五郎丸選手がキック前に一定の動作とポーズをする『ルーティン』が話題になりましたよね。

あのルーティンは精神と肉体のバランスをリセットすることでキックの成功率を上げる効果があるとされています。

他にも一流アスリート

  • イチロー
  • ウサイン・ボルト
  • 内村航平
  • 木村沙織

などが競技前にある動作のルーティンを組むことでパフォーマンスを上げているとされています。

皆さんもひとつくらい『願掛け』や『弦担ぎ』を持っていませんか?

『願掛け』はある種のルーティンです。

古来から人間は『試練』というストレスに対して『いい結果が出る』ようにルーティン(コーピング)を生活に組み込んできたとされています。

実はこれ、職場のストレス対策にも活用できます。

内容は何でも構いませんので

  • 朝一のコーヒーの銘柄を決めておく
  • 車や自転車を停める場所を決めておく
  • 始業前にフリスクを4粒食べる
  • 怒られた時は頭の中でX-JAPANを再生する
  • 帰りに立ち寄るコンビニを決めておく
  • 月に1回は飲みに行く
  • お弁当のおかずの配置を決めておく
  • お風呂に入る時間を決めておく

などなど、本当に何でも構わないので自分なりのルーティンを考えて仕事の前後に組み込んでみましょう。

これだ!と思うルーティンを探してみましょう

ルーティンによるコーピングは効果の確認が重要です。

というのも、『ルーティン』は実際に上手く行った経験と結びつくことで精神的な安心感を得られるようになるからです。

ストレスの軽減が感じられない場合は別の『ルーティン』を試してみるなど、自分にとって『これだ!』と思えるようなものを探してみてください。

上手く行けばストレスホルモンの分泌を抑制し、自然にストレスに対して強くなっていきますよ。