【根本対策】目覚しが聞こえない人がスッキリと起きる方法

朝に目覚ましが聞こえず起きれないと悩んでいる人は多いです。

寝坊と言えば学生のイメージが強いですが、専業主婦や不規則な生活を強いられる看護師や介護士などの夜勤従事者にも多く見られます。

【キャラ】清楚女性C困り

  • 目覚し時計を3台使ってもダメ
  • スマホのスヌーズ機能を使っても全部スルーしてしまう
  • 音量MAXにしているのに全く聞こえない
  • 家族が起こしに来ても全く起きる気配がない

このように一筋縄では起きません。

また、家族や他人になかなか理解してもらえないのも問題で、『怠けている』とか『不真面目だ』などの心無い精神論で返されてしまうことも多いです。

しかし、当事者にとっては真面目で深刻な問題です。

誰も寝坊したくて寝坊しているわけではありませんから、親身になって解決していく必要があります。

この記事では、目覚ましの音が聞こえずに起きれないときの根本対策を紹介していきます。

問題点をハッキリさせましょう

まず、問題点を正しく認識しましょう。

今までに『爆音目覚まし』、『数十回のスヌーズ』、『振動目覚まし』などの対策を試してきたと思いますが、『聞こえない』ことばかり意識がいってしまって、根本原因を絶つ対策がとれていません。

これだけやっても起きれないという事は、外的刺激では起きれなくなっているということです。

おそらく、これ以上の音や振動に頼って起きる方法を試しても効果がありません。

そこで試してほしいアプローチは

  • 自律神経のリズムを意識する
  • 光目覚ましで太陽を再現する

この2つです。

起きたい時にスッキリと起きるには、自律神経の正常な働きによる質の高い睡眠が必要不可欠です。

ここからは少し医学的な内容になりますが、是非ご一読ください。

なぜ自律神経が大切なのか?

目覚しが『聞・こ・え・な・い』ことの原因はさまざまです。

起床障害、うつ、ストレス、肥満、難聴、糖尿病、浅い眠り、いびきなど数えればキリがないほどの要因が出てくるので、なかなか絞り切れません。

それぞれの専門医もバラバラで、うつ・ストレスなら精神科、起床障害なら睡眠外来、本当に聞こえていないなら耳鼻科、糖尿病なら泌尿器科…結局のところ何をすれば良いのか分からなくなってしまいます。

ところが、全ての要因の原因を改善しようとしてお医者さんに聞くと、最初に返ってくる答えはひとつ。

ドクター

まずは生活リズムを見直して

自律神経を整えることから始めましょう。

これって、『目覚しが聞こえない』こと以外でもよく耳にするフレーズですよね?もう、耳にタコができたというか。

つまり、自律神経が乱れていることがあらゆる身体の不調を引き起こし、そのいくつかの要因が『目覚しが聞こえない』ことに繋がるのです。

自然に目覚めた経験はありませんか?

みなさんも、昔から目覚ましが聞こえなかったわけではないと思います。

こんな経験はありませんか?

【キャラ】清楚女性C

休みの日なのでずっと寝ていようと思ったのに、朝が来て明るくていつもの時間に自然に目が覚めた。

得したのか損したのかは置いておいて…

この自然に目が覚めるというのが睡眠にとって一番ベストで理想的な状態です。

よく『体内時計』という言葉を耳にしますが、体内時計ですらも自律神経によってコントロールされています。

夜が来て自然に眠くなる、朝が来て自然に起きる。

この当たり前のようなリズムも自律神経によって支えられているんですね。

私たちの目標はコレです!

夜が来て自然に眠くなる、朝が来て自然に起きる。

大事な事なので2度言いましたが、ゴールをしっかりと意識しておきましょう。

このゴールのキーパーソンになるのが自律神経の正常な働きなのです。

で、自律神経って何?

交感神経と副交感神経
イメージ:自律神経が制御するもの

さっきから自律神経、自律神経と連呼していますが、結局のところ自律神経とは何なのでしょうか?

『目覚しが聞こえない』ことと、『自律神経の異常』はどのような関係性があるのでしょうか?

自律神経とは、身体の中に張り巡らされている神経には違いありませんが、『自律』という名の通り、私たちの意識では制御できない神経です。

  • 脳の働き
  • 心臓の動き
  • 血圧
  • 体温
  • 血管の収縮
  • 消化器官の動き

これらの私たちが意識しなくても生活のリズムを保ち生きていられるのは自律神経が正しく働いているからです。

そして、睡眠も自律神経の働きによって制御されています

自律神経はダブルスチーム

交感神経と副交感神経の働き

自律神経は『交感神経』と『副交感神経』の2つが交互に切り替わることによって働きます。

正常な状態なら

  • 起きている活発な時は交感神経
  • リラックスして眠りに入る時は副交感神経

が頑張ります(上図参照)

ようするに卓球やバドミントンのダブルスみたいなもので、この入れ替わりがスムースに行われることで自律神経が正しく働きます。

グラフを見ると分かるように、朝起きると交感神経が強く働きはじめて『活発に活動する身体』を支え、夕方以降は副交感神経が『休息・睡眠する身体』のために働き始めます。

そして、翌朝の起床時間に近づくと再び交感経が強く働きはじめます。

勘の良い人は気づいたかもしれませんが、神経の働きが弱かったり、交替のリズムが狂っていたりすると様々な身体の不調の原因となり、『目覚しが聞こえない』という具体的な症状にあるに繋がります。

実際に、自律神経系の乱れが質の悪い睡眠突発性難聴うつなどの症状に繋がるとする専門家の意見や論文が多くあります。

 参考論文  自律神経系の機能異常と心身の症状との関連(九州大学病院)

 参考論文  身体活動と睡眠に関する文献的研究(大阪大学)

また、グラフから分かるように毎日少しずつズレていきますが、記事の後半に説明するホルモンが正しく働くことによってリセットされます。

起きれないのは交感神経と副交感神経のチームが機能していないから

自律神経は交感神経と副交感神経のダブルスですから、起きる時間が近づくにつれてリラックスを司る副交感神経から交感神経へとバトンタッチが行われます。

しかし、自律神経のリズムが狂ってくると交感神経がサボってしまったり、副交感神経ばかりが頑張ってしまったりして『何をしても起きれない状況』に陥ってしまいます。

例えば

交感神経の働きが弱い
パターン①:交感神経の働きが弱い
自律神経のリズムがめちゃくちゃ
パターン②:自律神経のリズムがめちゃくちゃ

パターン②くらい自律神経のリズムや強弱がめちゃくちゃになってくると、『起きられない』ばかりか様々な身体の不調を引き起こします。

私たちの意識では制御できない『脳』『内臓』『消化器官』『血圧』『体温』などの活動・休息のリズムを司る『自律』した神経ですから、分かるような気がしませんか?

先ほど紹介した論文にもありましたが

  • うつ
  • ストレス性胃炎
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 肥満
  • 突発性難聴

などなど、まさに万病の元となります。

お医者さんが

ドクター

まずは生活リズムを見直して

自律神経を整えることから始めましょう。

というのも真実味を帯びてくるのではないでしょうか?

自律神経を整えるにはどうしたら良いのか?

自律神経を整えることが『目覚しが聞こえない』ことの対策になるばかりか、正常な身体のリズムを整えることにも効果を発揮すると分かりました。

では、具体的にどのようにして自律神経を整えればいいのでしょうか?

実は、自律神経は人間だけが持っている神経系ではなく、自然界のほとんどの動物に備わっている神経です。

人間と同じく1日に1~2時間ずつズレていく自律神経のリズムを、普段は自然外界の周期に合わせることでリセットしています。

人間の場合は『太陽の光を浴びること』で分泌される『セロトニン』がその役割を担うことが分かっています。

自律神経をコントロールするのは覚醒ホルモンの『セロトニン』

日光を浴びるとセロトニンが分泌される

私たちの意識の外にある自律神経といえども、結局は脳からの指令で動いています。

自律神経の働きをコントロールしているのは、脳から分泌される『セロトニン』という物質です。

セロトニンは太陽のような強い光を浴びることで脳が『朝=活動時間』を認識して分泌され、交感神経が活発化することが分かっています。

 

少し余談ですが、認知症で衰えた脳を活発化させるためにも日光が注目されています。

 参考論文  認知症高齢者における日光浴と深部体温および睡眠覚醒リズムに関する研究

そして、そのセロトニンは夜になるとメラトニンという物質に変わり、今度は副交感神経を活発化させ眠気を誘い身体を休息させる準備をするように働きかけます。

セロトニンがメラトニンに変質2

まさにセロトニンは自律神経をコントロールしている核心的な脳内物質であることが分かります。

セロトニンの分泌が十分でなければ、自律神経が正しく作用せず、リズムが安定しません。

夜が来て自然に眠くなる、朝が来て自然に起きる。

という当たり前のリズムがとれなくなっている根本原因はここにあったわけです。

つまり、自律神経を正しく働かせ、『自然に起きる』状態を目指すにはセロトニンをいかに正しく分泌させるかにかかっているといっても過言ではないのです。

爆音目覚ましや振動目覚ましでは体内時計がリセットされないので根本対策にならないことが分かっていただけたでしょうか?

『光目覚まし』で太陽を再現する

ところが

【キャラ】清楚女性C

よし!

目覚しが聞こえない身体を治すには太陽の光が必要だ!

と思っても、実際はいろいろな弊害があります。

カーテンを開けきって寝るのは防犯上の疑問がありますし、太陽も年中同じ時間に昇るわけではなく、季節によっては7時でも薄暗いこともあります。

そこで光目覚ましの出番です。

日本ではあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、その名の通り、時間に合わせて強力な光を照射する目覚まし時計です。

実は北欧のノルウェーように夜が長く、時には太陽が昇らない極夜(白夜の逆、太陽が昇らない)が起こる地域では一般的な生活家電で、その地域の人たちが自律神経のリズムを整えるために開発されたのが光目覚ましです。

光目覚ましなら、好きな時間にセットできるので季節を問いませんし、夜勤や交替勤務などのもともと不規則な生活になってしまいがちな人でもOKです。

毎日使い続けることで、自律神経のリズムが規則的になってくるので夜が来て自然に眠くなる、朝が来て自然に起きる身体に仕上がっていきます。

おすすめは国産の光目覚ましinti!

光目覚ましはフィリップスなどのヨーロッパ勢による海外製品が多く、どれを使おうか迷ってしまいます。

輸入品のため保証が効かない、返品ができない、取説が読めないなどの致命的なデメリットもあるのでちょっとハードルが高かったりします。

そんな私も夜勤で朝起きれなくなっていろいろ比較してみましたがオススメは国産メーカーの光目覚ましinti(インティ)です。

光目覚ましinti

最近日本でもポツポツと発売するメーカーが増えてきましたが、現時点ではintiが一番おすすめです。

実は光目覚ましは生活家電のなかでもちょっと高い部類(10,000円~30,000円)なので、なかなか買おうと踏ん切りがつかないのですが、intiは

  • 1ヶ月間返品保証が効く
  • サポートがしっかりしている
  • 国産の光目覚まし大手

ということで安心して導入できる強みです。

最近はTVや雑誌でも取り上げられることが多くなってきて目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

実際に夜勤で変則勤務に入っていて詳しくレビューしている記事があるので紹介しておきます。

 関連記事  光目覚ましintiをカスタマイズして使い倒してみた

まとめ

『目覚しが聞こえない』という悩みは、なかなか他人には理解してもらえない深刻な悩みですが、その問題点は『聞こえない』ことではなく『自律神経』の乱れであることが多いです。

なので、いくら爆音目覚ましや振動目覚ましを使っても根本対策にはなりません。

自律神経を整えるには生活リズムを司る脳内物質のセロトニンを十分に分泌させてあげる必要があります。

光目覚ましで太陽の光を再現し、セロトニン分泌を促せば少しずつ自然に眠り、自然に起きる身体に仕上がってきます。

それでも駄目だったと言う場合は、睡眠障害の恐れもあるので睡眠外来などの専門医に相談してみることをおすすめします。